現代アート最前線の地ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、松山智一が国内で初めて作品集を刊行します。松山は大学を卒業後、20代で単身渡米、古今東⻄の様々な文化的事象を混交する独自の作風を確立しました。
米国、ヨーロッパ、アジア各国で作品を発表し、昨年はJR新宿駅東口のパブリック・アート、明治神宮での作品設置など国内でも大型プロジェクトを成功させています。
この作品集は、ペインティング、彫刻などを収録した屋内作品編、ニューヨーク、ロサンジェルス、東京など各都市に展開するパブリックアートを収録した屋外作品編の2冊組の構成で、代表作から最新作まで、多岐にわたる活動を紹介しています。
特装版抽選申込期間:
2021年5月14日(金)〜2021年5月31日(月)
数量限定の特装版は、松山智一の日本初となる版画作品をセットしたプレミアムな仕様。
松山が海外で展開してきた版画作品を手がけるロンドンの工房「Coriander Studio」で制作し、日本限定で販売される特装版となります。
本サイト限定で、特装版の「予約申込み」を受付いたします。
特装版にセットされる版画作品は、世界で初公開される松山の新作版画、三連作の抽象画シリーズ「Blind Critical Mass」と、フィクショナル・ランドスケープシリーズ「River To The Bank」の2種類からお選びいただけます。
松山の版画作品は海外でも非常に評価が高く、毎回発売と同時に完売する貴重なものになります。
松山が海外で展開してきた版画作品を手がける、1973年に創業した、限定版のシルクスクリーンとデジタルプリントの制作を専門とするロンドンの工房「コリアンダースタジオ(Coriander Studio)」と松山が協業し、制作されました。
パール加工、ハイグロス加工、箔など、ひとつひとつ丁寧に仕上げられています。
三連作の抽象画シリーズ「Blind Critical Mass」が50エディション、フィクショナル・ランドスケープシリーズ「River To The Bank」が100エディションの合計150エディション限定となります。
ひとつひとつの作品に松山直筆のサイン入、エディションの証明書もお付けいたします。
45×45cmの三連作の抽象画シリーズ。金箔、銀箔、紫箔が散りばめられた加工に仕上げています。
サイズ:縦45cm×横45cm×3枚
価格:880,000円(税込)
60×60cmのフィクショナル・ランドスケープシリーズ。
背景のダマスク柄と地面をパール加工、雪をハイグロス加工に仕上げています。
サイズ:縦60cm×横60cm
価格:385,000円(税込)
「作品集」1部、お選びいただいた「版画作品」1種を特別なケースに入れてお届けいたします。
あわせて、ご希望の方には「額装」のオプションもお付けします。
著者 | 松山智一 |
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セット内容 | 作品集『TOMOKAZU MATSUYAMA IN AND OUT』(188ページ・A4変形228×297mm /112ページ・A4変形228×297mm)、版画(450mm×450mm×3点、または600mm×600mm) |
定価 |
特装版:版画《Blind Critical Mass》同梱版■作品名:Blind Critical Mass 特装版:版画《River To The Bank 》同梱版■作品名:River To The Bank |
発売日 | 2021年5月14日 |
発行 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 |
発売 | 美術出版社 |
特装版は抽選販売商品となります。抽選申込期間中に、ご希望される版画を選択いただき、お申込みください。
作品集に掲載のペインティング、立体作品、特装版作品集をご覧いただくことができます。
日時 | 2021年5月15日(土)〜2021年5月26日(水)
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時間 | 銀座 蔦屋書店WEBサイトでご確認ください |
会場 | 銀座 蔦屋書店 |
住所 | 銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM 東京都中央区銀座6丁⽬10-1 GINZA SIX 6F |
協力 | TOMOKAZU MATSUYAMA STUDIO/KOTARO NUKAGA |
騎馬像シリーズの新作《Spiracles No Surprises》を含む、約15点の新作を発表する展覧会となります。
日時 | 2021年5月22日(土)〜2021年7月10日(土)
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時間 | KOTARO NUKAGA WEBサイトでご確認ください |
会場 | KOTARO NUKAGA |
住所 | 東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル2F |
松山智一の過去の代表作から最新作まで、多岐にわたる活動を紹介した2冊組の作品集。「OIL by 美術手帖」、全国書店にてお買い求めいただけます。
著者 | 松山智一 |
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テキスト | 秋元雄史、山本浩貴 |
アートディレクション | groovisions |
発売日 | 2021年5月24日
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発行 | カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 |
発売 | 美術出版社 |
定価 | 13,200円(税込) |
仕様 | A4変形、上製、2冊組。ボックスケース入。ページ数(屋内編188ページ、屋外編112ページ) |
1976 年 岐阜県出身、ブルックリンを拠点に活動
上智大学卒業後 2002 年渡米。NY Pratt Instituteを首席で卒業。ペインティングを中心に彫刻やインスタレーションも手がける。作品には、東洋と西洋、古代と現代、具象と抽象といった両極の要素が見られ、これは日本とアメリカの両国で育った松山自身の経験や情報化のなかで移ろいゆく現代社会が反映されている。これまでにニューヨーク、ワシントン D.C.、サンフランシスコ、ロサンゼルス等の全米主要都市、日本、ドバイ、上海、香港、台北、ルクセンブルグなど、世界各地のギャラリー、美術館、大学施設等にて展覧会を多数開催。また、ロサンゼルス・カウンティ美術館、サンフランシスコアジア美術館、龍美術館、Microsoft コレクション、ドバイ首長国の王室コレクション等に作品が収蔵されている。2012 年から 2017年5月までの 5 年間、School of Visual Arts(SVA)の非常勤教授を勤めた。2020年、新宿駅東口広場のアートスペースを監修、中心に7mの巨大彫刻を制作する。2021年にはNHK「日曜美術館」で特集が組まれ、グローバルな活動と重層的な制作が高く評価される。現在はブルックリン・グリーンポイントにスタジオを構える。